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アメリカの新型コロナウイルス対策


www.news24.jp

www.bbc.com

おはようございます。

 

現在、米国に住んでいますがアメリカのトランプ大統領選挙だけでなく、コロナウイルスの話題で持ちきりです。

 

昨日、新型コロナウイルス(COVID-2019)の話をしましたが、アメリカでは新たな対策を発表しています。

感染者が多発しているカリフォルニア州を皮切りに、ニューヨーク州でも非常事態宣言を発表しました。

 

アメリカがここまで対応が後手に回ったのはいくつかの理由があります。

アメリカは日本と違い、医療保険制度が整っていません。アメリカ国民の15%が未加入状態となっており、何かあった時に救急車を呼ぶのに100万円、虫歯治療にも10万円近くかかるといわれています。

2010年代にオバマ前大統領を筆頭に改善に挑んでいますが、実際に日本のような医療保険制度が確立してしまいますと、保険会社の財政圧迫、国家予算が圧迫されてしますので今後、日本のような充実した保険は受けることはできないでしょう。

 

アメリカは、世界筆頭国なのに医療制度が整っていないので、毎年インフルエンザによる死者が異常に多いです。

今年は約30万人が感染して約1万8000人の方なくなっています。

 

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州別インフルエンザ患者

 ほとんどの発症者は、職場に休みをいただき自宅で療養して治しています。

 

インフルエンザ発症者の中には、コロナウイルスに感染しているのに病院に行くと負担額が大きいので、自覚できない。そして、濃厚接触者となってしまい、家族や職場の同僚などに接触し、感染を拡大させている可能性があるかどうか分からない状態となっています。

 

また、トランプ大統領は約80億ドルをワクチン開発などの対策に充てるという宣言をしました。

この緊急予算は、企業の支援を受ける形で行われ、日本とは違い本気でコロナウイルス対策を講じてきました。

 

 

 

先週、カリフォルニア州の沖合に停泊しているクルーズ船で感染している人がいることが判明したことにより、トランプ大統領の手腕が問われます。

 

これは、日本に停泊しているイギリス船籍のダイヤモンドプリンス号と全く同じ状況に立たされています。

トランプ大統領はどのような対策で解決に向かうのか非常に米国内でも注目されています。

また、5日では、メリーランド州で感染者が確認されるなど、首都ワシントンを筆頭にアメリカ北西部では感染が増加するのではないかと懸念されています。

 

日本とともに是非とも、注目していきましょう。